法人名
特定非営利活動法人ほっとアクト
理事長名
佐藤元彦
“あるく”について
“あるく”は、特定非営利活動法人ほっとアクトが運営する以下の事業所を指します。
- 児童発達支援あるく(定員10名)
- 放課後等デイサービスあるく(定員10名)
- 生活介護あるく(定員10名)
これらはそれぞれ異なる事業所ですが、すべてをまとめて“あるく”と呼んでいます。
利用者層と特徴
- 医療的ケアが必要な方
- 重症心身障害の方
- その他、受給者証取得の方
“あるく”では、多様なニーズに応える支援を提供し、地域社会における共生を目指しています。
”あるく”では、お子様の発達段階に合わせた療育を提供し、個別のサポートや支援を行っています。医療的ケアが必要な児童も含め、各児童の状況や体調に合わせて細やかな支援を行うことを大切にしています。
”あるく”は、医療的ケアが必要な障害児者の受け入れを積極的に行っています。これは、障害児者が地域社会で豊かな生活を送るためには、医療的ケアが必要な方々への支援が不可欠であるとの理念に基づいています。
”あるく”においての利用児・者の利用数(2025年1月現在の状況)
医療的ケア児・者 | 1名 |
重度心身障がい児・者 | 4名 |
医療的ケア重度心身障がい児・者 | 10名 |
その他の方 | 12名 |
医療的ケア児・者を受け入れる理由
- 誰もが豊かな社会生活を送る権利を持っている 障害の有無に関わらず、自立し充実した日々を送る権利を尊重します。
- 地域社会の多様性と包摂性を育む 受け入れを通じて、多様性と包摂性のある社会モデルを構築します。
- 障害者とその家族に安心感を提供 一時的な休息や安心できる場を提供することで、家族の支えになります。
- 一人ひとりの可能性を大切にする 障害のある方の可能性を引き出し、自己実現を果たせるよう支援します。
- 支援の拡充が求められる現状への応答 支援が限られる状況に対し、より多くの人々がサービスを受けられる環境を目指します。
医療的ケアが必要な方々の受け入れには、医療機関との連携や緊急時の対応体制の整備が重要です。”あるく”では、地域の医療機関と連携し、安心して利用者が生活できる環境を整備しています。これらの取り組みにより、”あるく”は医療的ケアが必要な障害児者の方々が地域で安心して生活し、社会参加できる環境を提供しています。このような包括的な支援を通じて、すべての障害児者が豊かな社会生活を送ることを目指しています。
サービス概要
サービス名 | 定員 | 受入可能時間 | 営業時間 |
---|---|---|---|
児童発達支援 | 10名 | 10:00 ~ 16:00 | 9:00 ~ 18:00 |
放課後等デイサービス | 10名 | 10:00 ~ 16:00 | 9:00 ~ 18:00 |
生活介護 | 10名 | 10:00 ~ 16:00 | 9:00 ~ 18:00 |
※受け入れ時間については別途ご相談ください。
[ほっとアクト]
名前の由来
「ほっと一息」「安心(ほっと)する」空間を提供しながらも、「アクト=行動する」ことで、社会に対して積極的に変化を生み出していく姿勢を表現しています。
単なる安心だけでなく、その先の“行動する福祉”を目指しています。
[あるく]
名前の由来
「歩く」という言葉に由来します。一人ひとりの“歩み”を止めず、それぞれのペースで共に歩んでいくこと。そして、「歩く」という日常的な行為を取り戻す、寄り添う、伴走するという支援の象徴でもあります。
また、「ある(在る/有る)」+「く(区/空間)」という意味を込め、存在を認め合う居場所を目指すという想いも込められています。
法人の理念と存在意義
法人理念:「障がい児者のより良い社会生活を応援する。」
- “より良い社会生活”とは、誰かと比べられるものではなく、 たとえ声が出せなくても、歩けなくても、自分なりのペースで暮らし、笑い、挑戦できるということ。
- “応援する”とは、手伝う、管理する、導くことではなく、 「あなたがそうありたいと願う姿に寄り添い、共に悩み、共に喜ぶ」ことを意味する。
- この理念は、“あるく”が単なるサービス提供機関ではなく、 利用者・家族・支援者・地域住民が対等に関わり合いながら成長していく「場」であることを宣言している。
支援理念:「ちがいを受け入れ、育てる文化をつくる。」
- 一人ひとりに違いがあることを当たり前のこととして受けとめます。 たとえば、話すのが苦手だったり、体を動かすのに時間がかかったり、食べることがむずかしかったりしても、その人なりの「できること」「やりたいこと」をいっしょに見つけていきます。
支援方針:「ちがいを尊び、つながりを育てる。共に「生きる力」を編んでいく。」
― 基本方針の柱 ―
- 「その人らしさ」を起点とした支援
すべての子どもや利用者が、持っている力・思い・テンポを大切にされる存在として迎えられる支援を行います。 - “できない”ではなく“どうすれば”の視点
制約や困難に対して、「どうすればその人が安心して暮らせるか」「どう支えれば表現できるか」をチームで考えます。 - 支援は“関係性”の中で育つもの
利用者と支援者、家族と地域、同僚同士の信頼関係の中で、支援もまた育ちます。“あるく”はその土壌をつくることを重視します。 - 制度や枠組みの限界を乗り越える創意工夫
制度の制限を理由に「できない」とせず、現場から生まれる知恵と柔軟さで、個別性の高い支援に対応します。
「あるく」は、
医療的ケア児・重症児・障がい児者の「生きる」「育つ」「つながる」を支える地域の中核的な支援拠点である。また、最後の砦である。
“ちがい”に戸惑ったり無理に合わせさせたりするのではなく、 「そういうところが、その人らしさ」と思って、おたがいにゆっくり向き合うことを大事にします。 そしてその関わりのなかで、本人だけでなく、まわりの人や地域全体も少しずつ変わっていく。
「やさしい変化の場」を目指し、個々の違いを理解し、丁寧に関わりながら、地域にインクルーシブな環境を形成していきます。
沿革
- 平成15年 1月 法人設立
- 平成15年 4月 生活介護事業所認可
- 平成18年10月 放課後等デイサービス事業認可
- 平成24年10月 多機能型事業所認可
- 平成28年 2月 新建屋完成(西郷村米) 移転
- 平成28年 3月 児童発達支援事業認可
- 平成28年 3月 短期入所(5名)事業認可
- 令和 1年11月 共同生活援助事業所認可
- 令和 5年 4月 短期入所事業休所
- 令和 6年 5月 共同生活援助事業所閉所
- 令和 6年12月 多機能型事業所より生活介護事業のみを分離